僕の2020年その3
昨日は僕が自らを「芸人」と名乗り始めた点まで述べた。
お笑い活動が5年目になるのに、僕は今まで自分を「芸人」と名乗ったことは一度もない。
あくまで「お笑いをやっている」という表現にとどめていた。
理由はいくつかある。
まず、「芸」ができていないのに芸人と名乗るのが恥ずかしかったのである。
お笑いライブに出て人前でネタをやる。ウケたりウケなかったりする。でも、だからそれが芸であるかと言われたらそうではないと思う。
ありがたいことに、投票制のライブなどで優勝したり上位入賞させてもらったりしたことがある。でも、それはまだ自分がやっているものが「芸」にはなっていないと思っていた。
同じライブに出ている様々な「芸人」を見て、やはりそれらが芸なのだと感じていたからだ。
では、なぜ今僕は「芸人」と名乗ることにしたのか。
それは、TAPという事務所に所属し、僕をタレントとして、芸人として商品化されたからである。
僕が自分のやっていることを芸として提供していなければ失礼に当たる。だからより研鑽するしマーケットのニーズにアジャストしたパフォーマンスを提供しようとする。
では、僕は本当に「芸人」なのか?
はい、芸人です。だって、わりと人を笑かしているもん!!
来年もよろしくね!!